どこでも誰とでも働ける(尾原和啓 著)を読んだ感想・レビュー

読者:「リモートワーカーとか最近増えてるけど、今の働き方でいいのかな?スキル身に付けないと転職とか難しそうだし、自分にできるのかな。」
こんにちは、shoko(@shoko___54)です。
本日は、「どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール」(尾原和啓)を読んだ感想を書いていきます。
結論:共感しまくり
これからリモートワークをしていきたいなと考えている人や転職を考えている人におすすめの本です。
この記事を書いている著者shokoは、2019年年始からリモートワークをしています。
リモートワーク歴1年で、ようやく働き方が定まってきたかな、って感じです。
もくじ
- 「どこ誰」に共感しまくり
- 失敗を前提としたDOが価値
- リモートワーカーになるための具体的なテクニック論満載
「どこ誰」に共感しまくり
繰り返しになりますが、とにかく共感できる&勉強になる本でした。
個人的に著者と過去の経歴が似ているから
著者の尾原和啓さんは、マッキンゼー、Google、リクルート、楽天など、コンサルとIT企業を中心に13社を経験している人です。
私個人の話になりますが、現在私は転職歴2回です。
現在3社目ですが、1社目はIT、2社目はコンサルにそれぞれ3年くらい勤めていました。
歴は全然違いますが、私が今リモートワークを初めて感じていること、役にたったなと思っていることなどをズバリ文章に落とし込んでくださっているような内容です。
自分の目指したい方向性と合っている
私は元は東京生まれの神奈川育ちですが、2018年から静岡に移住しています。
そして、今後も静岡に拠点を置き続けたいと思っています。
静岡には住み始めてまだ1年ちょっとですが、静岡最高だからです。
と、同時に自分の好きな仕事がしたいとも思っています。
この本には、そんな私が実現し続けたいと思っている場所や人間関係に関係なく働き続けるための重要なヒントが詰まっています。
失敗と前提としたDOが価値である
本中には、多くの印象に残る文章がありましたが、その中から1つだけピックアップします。
PDCAではなくDCPA
PDCA(Plan/Do/Check/Action)は、もはや古い考え方です。
なぜなら
- P(計画)している間に時代が変わりPが使えなくなる
- 失敗することのリスクが低くなってきている
という2つの理由からです。
筆者の尾原さんは実際にP(計画)に時間をかけすぎている人が多すぎで、その時間でDO(実行)してしまった方が、結果速いよ、と指摘してます。
具体的には、「転職したい」と思っていて転職サイトみたりしてはいるけど、実際に転職はしないみたいな感じですかね。
悩んで人生シミュレーションを色々しているのであれば、転職してみて、戻るのか居続けるのか決めた方が速い。
まさにその通りだと思っています。
同時に、再認識したのは、DO(実行)できることが実は結構価値なのかなって。
具体的なテクニック論もあり

この本の構成は
- ①仕事術
- ②転職哲学
- ③働き方のヒント
の3章に分かれていますが、総じて具体論が多い印象で、行動に移しやすいのもおすすめのポイントです。
個人的にも、今リモートワーク1年生として働けているのは、2社目のコンサル会社にいた経験が大きいと思っています。
具体的には、全体像を把握して、目標を共有(&期待値コントロール)して、課題を発見して、課題を解決して、、、成果物を納品みたいな、、フロントとしての一連の価値の出し方です。
(でもこの価値の出し方も結構すぐ廃れそうかなとも思っており、次のスキルを身につけないと、と思っています。)
こちらの本でも、コンサルのフロント的な価値の出し方の具体論や、自分が成長し続けるための情報収集術(google活用術)などが載っています。
さいごに
ということで総じて超おすすめな本だったので、
リモートワークしたいなーと考えている人は是非読んでみてくださいね。