山梨県にある古民家宿LOOFに行ってみた件

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shoko家 家族会議:「毎年同じだから今年はちょっと違うところに行ってみない?」

毎年1回家族で近場旅行に行くのが楽しみです。
日程だけ先に決めて、直前になって宿を探し始め、車でアクセスできる近場の温泉宿になるのがいつものお決まりパターンだった。

だが、今年はその一言で方針ががらりと変わった。

ここ最近、「古民家」というワードが大流行している。
古民家風、古民家再生、古民家リノベ、古民家カフェ、、、空前の古民家ブームだ。
我が家もそのブームに乗っかるべく家族旅行の宿泊先を「古民家」しばりで探すことにした。

▼とりあえずエアビーで探す

そして見つけてしまった。
東京から1時間半で行ける好立地ながらも、地方であるからこそ実現できる仕組みを生かし、そのコンセプトの通り「暮らすように泊まる」を実現した宿を。

山梨県にある宿、古民家LOOF。

そこで目撃したのは、まさに良いとこ取り、最先端のホスピタリティだった。

古民家一棟貸し宿LOOFとは?(概要)

山梨県笛吹市芦川町(ふえふきし、あしかわちょう)にある古民家をフルリノベーションした一棟貸宿。

東京から車で1時間半でアクセス可能で、現在は澤之家と坂之家の2棟の古民家を運営している。
2棟は徒歩で5分くらいのところに隣接してる。

▼澤之家の外観。築100年超でめっちゃカッコいい。2014年にオープン

▼坂之家。2016年にMAKUAKE(クラウドファンディング)で資金を集めオープン

  • 宿泊料金は、基本料金20,000円+一人当たり6,500円

4人で泊まったら、基本料金20,000円+6500円×4人=46,000円
1人あたり11,500円

人数が多ければ多いほどお得に泊まれるシステム。
両宿とも最大10名まで収容できる。

創業者は地元芦川町出身の保要佳江さんという女性。
同世代女子・・かっこええ・・。

近場の旅行先を検討している人には、是非一度はLOOFに行ってみることをおすすめしたい。
今回は、そんな古民家LOOFのいいとこどりの理由を紹介します。

ホスピタリティ120%と0%のあいだの居心地よさ

旅館で、しきりに女将が部屋にやってきて、

”お布団のご準備に参りました”
”ご飯のお迎えにあがりました”
”ご朝食は何時にいたしますか?”

というのは誰もが想像できる光景。
文句なしのホスピタリティでおもてなししてもらえるが、何となく休まらないことがある。
というかあの時間がなんか気まずい。笑

一方、民泊宿に多いのがその逆。
特にホストとなんの会話も無く、勝手に部屋に入って勝手にご飯を調達して勝手に布団を引いて勝手に寝る。。
これもまたなんとも面倒くさいし、さみしい。

どこか丁度いい感じのがないものかね・・・。
と、そんなお悩み古民家LOOFが解決してくれます。

スタッフとの距離感がちょうどいい

古民家LOOFでは、チェックイン時と夕食前以外に、スタッフ(コンシェルジュと呼ばれている)が部屋に来ることは基本的に無い。

チェックイン時に暖炉の使い方や布団の場所、お風呂の沸かし方など部屋の説明を全て完了。
宿ということを忘れて一緒にいる人たちとのプライベートな時間を楽しめる。

チェックアウト時は、鍵をそのまま机の上に置き、入口の扉は開けっ放しで自由な時間に出ることができる。

都会だったら絶対考えられないけど、田舎だからこそ出来る技。笑
都会から来た観光客も信頼してくれるんだなあ・・・。

と、そんな町だということ感じ、勝手に心温まる。

ディナーは新鮮な地の食材を自分でBBQ

夕食は、囲炉裏を囲んでBBQ!

▼囲炉裏の様子。かっこいい。家に欲しい

夕方コンシェルジュさんがやって来て、台所で食材の準備と囲炉裏の火の準備をしてくれる。

  • 芦川産手作りこんにゃくのお刺身
  • 季節の野菜
  • 富士山麓牛の岩塩焼き
  • 信玄鶏の串焼き
  • 山梨産ニジマス

次々に囲炉裏テーブルに並んでいく (よだれ)

準備が終わるとコンシェルジュさんが言った。

「以上で準備終わりですのでこれで失礼しますね。食器は洗わなくてそのままで大丈夫ですのでー」

(!)

食器そのままでいいんですか?(二度聞き)

準備は全部してくれて、あとは焼くだけ。
しかも片付けはしなくて良いという楽ちんスタイル。

まさに、良いとこ取り。

料理を作るだけ作って、お片付けしなくていいのって中学生までかと思ってたよ。

次の日の朝食もいいとこ取り

夕食準備の時に、次の日の朝食も完璧に仕込んでおいてくれた女神コンシェルジュさん。

ご飯は朝炊けるようにセットしてくれてあり、鮭は冷蔵庫に入っているものを台所のグリルで焼けば出来上がり
新鮮な卵は、ゆで卵なり目玉焼きなり自由に調理してOK。
味噌も1杯分ずつの味噌汁玉になっており、そのままお湯を注げば完成。

そう。

切ったり味付けしたりの面倒な部分を削ぎ落し、最後のひと手間だけ自分でやることができる。
これだけで何故だか物凄いやった感がある。

▼前夜の余った食材もグリルした結果こうなった

朝食も”はい、どうぞ。”と完成したものが出てくるのではなく、自分で鮭の焦げ目を確かめながらグリルで焼いて、好きなお皿に盛りつけるだけで、

ただそれだけなのに、、

なんとも言えない達成感というか充実感がある。

”ド定番な観光体験”と”サバイバルな体験”のどちらも取れる満足感

これまでにいくつかの古民家に宿泊してみたことがありますが、ほぼ全てに共通する感想は、「宿は最高に良かったけど、周りになにもなかった」という事。

でも古民家LOOFは違った。
宿での暮らしも楽しめ、更に定番観光も気軽にできた。

トンネルを抜けたらそこは富士山だった

古民家LOOFのある芦川町では数年前に〇〇トンネルが開通した。

このトンネルのおかげさまさま。
トンネルを抜けるとすぐに河口湖にアクセスすることができ、巨大な富士山を見ることができる。

▼宿から車で15分でこの景色

普段、静岡で活動することも多い私。

「正直富士山見飽きてるよ」って思ってたけど、裾野まで全部丸見えの富士山は迫力がすごくて脱帽でした笑

何より思ったよ。トンネルって偉大だね。
一方、宿に戻ると、そこは河口湖の観光客で溢れる光景とはかけ離れた小さな集落。

人とすれ違うこともほぼない。

玄関先に積んである薪を取ってきて、暖炉に入れて部屋全体を温める。
エアコンも1つ寝室についてはいるが、暖炉がないと家全体が十分に暖まらない。
寝る前には、寝ている間に部屋が冷えないように、暖炉いっぱいに薪を入れて火を焚いたまま寝る。

絶対に無いことではあるんだけど、
”・・・もし寝ている間に火が燃え移ったらどうしよう”
とか、心の隅っこで0.1%くらい心配しながら眠りにつく。

そして明け方火が尽きた頃、冷えた空気で目が覚める。

行く前にやっておいて良かったこと

スーパーに行っといた

”LOOFで何かお腹すいたら調理しよう!”
”お酒も買おう!”

ということで、行きに山梨県の笛吹市のスーパーに寄った。

あとから考えると行っといて良かった。
というのも、芦川町にはスーパーが無い。
そして例のトンネルを抜けた河口湖沿いもスーパーは無く、河口湖周辺でスーパーに行こうと思うと、湖の真反対の河口湖駅周辺まで行かないといけない。

寒さ対策しといた

季節によると思うけど、冬はかなり寒い。

普段暖房に慣れ過ぎている私たち。
暖かい上着などを念のため持って行った方が良い。
それこそ朝は寒すぎて布団から出れなくなる可能性もある。

最後に

長くなってしまったけれど、絶妙なホスピタリティに感動した素敵な旅だった。

”なにもやりたくない。全部やってくれ。”

というのを期待すると期待外れになると思うけど、マンネリ化した家族旅行を脱却するのには最高の旅行先でした。

マンネリ化した家族旅行に、
仲良しグループでの旅行に、
もしくは会社の研修旅行に、

皆さんも是非行ってみてはいかがでしょか!

それでは今日はこの辺で。