まるでヴェネチア、伊根の舟屋@京都のライフスタイルがうらやましい
”shokoさん、京都はどこが好きですか?”
あー、、、
イネのフナヤは斬新で好きです。
”…稲(イネ)?”
伊根(イネ)です。
”…船屋(フナヤ)?”
本当に毎日暑すぎる…。
命の危機を感じる。みんなも無理しないで、体に気をつけて。健康第一。
先日、友人と「夏っぽいことしよう!」ということで、都内の市民プールに行った。
市民プールw(てか、区民プールか。)
響きが懐かしい。最後に行ったの15年前くらいかな。
我ら20代後半女子4人組以外は、みんな家族連れ。笑 ちっちゃい子のエネルギー半端ないな。
そこの区民プールには、立派なウォータースライダーがある。区民プールって意外とちゃんとしてるのね。
勇気を出してちびっこに紛れて滑ってみたけど、鼻から勢いよく入った水がそのままの勢いで目から抜けていって死ぬかと思った。ウォータースライダーってすごい。
…今では良い思い出です。こんにちは、shoko(@shoko___54)です。
今日は、いつか住みたいと思った場所について。残念ながら静岡県ではないけど。
それは、京都府にある伊根町というところ。
これから紹介する京都府与謝郡の伊根町(イネ)は、私が大好きな静岡県賀茂郡の松崎町(マツザキ)も会員になっている日本の美しい村連合(Beautiful Villages in Japan)の一員。この連合なんかある。
伊根の舟屋。
何がそんなにいけてるのか、観光で行く際に抑えておくべきポイントも含めて紹介します。
京都とか、みんなお寺しか行かないでしょ。(偏見)日本海側の京都も行った方がよいよ。
京都「伊根の舟屋」の概要
伊根の舟屋とは、伊根町にある舟屋と呼ばれる家が並んでいる一帯地域のことを指します。
場所は京都府の日本海側に面しているところ。
▼地図で言うとここ
その風景は、日本のヴェネチアと呼ばれている。
▼本物のヴェネチア(イタリア)
▼伊根町(京都府、日本)
建物の高さは違うけど、海に向かった入口?がある感じとか、ボートをつけてる感じとかは確かに似ているね。
伊根の舟屋に住みたい理由
私が、ここに住みたいと思っている理由は3つある。
1:海が常に穏やかで安心・安全
※私が泳げない、つまり金槌であることとは何も関係ありません
海が穏やかなのは、伊根地域の奇跡的な地形が関係している。
さて突然ですが問題。
”日本海の海岸はどっちを向いているでしょう?”
正解は、
北。
”では、日本海側の伊根湾は?”
南でしたー!
▼伊根湾は南向きに開いてる
伊根湾は、日本海側なのに南向きに開いている地形となっており、これだけでも波が穏やかなイメージがあるが、さらにそこには荒波を阻止する自然の防波堤、青島がある。
▼伊根湾の文化を作った天然の防波堤「青島」
しっかりと防波堤の役割を果たしている青島。この子がいるから、伊根湾は波も穏やか。
安心して泳げる(個人的には能力的に泳げないけど)し、魚も住みやすいし!この環境だからこそ、波の心配をせずに「海辺に家ツクッチャオ!」って発想になったんだね。そして、水害等の影響も受けず今も残っているんだね。
2:ライフスタイルがカッコよすぎる
初めて伊根町を訪問した数年前のこと。伊根湾沿いに歩いていると、たまたま向いからやってきた通りすがりのおじいちゃんに声をかけてもらった。そしてお願いしたら、舟屋を見せてくれることになった。
案内されて家の中に入ると、、、もう衝撃!!!
キッチンの横に船着き場があるという超絶理解しがたい間取り。
(反対側の家にも船で遊びにいったりとか?しちゃってた感じ?そうでしょ?)
▼2階からの景色
なんじゃこりゃ。風情がすごい。笑
3:家で魚が採れて食べれる
そしてさらなる衝撃が!!
そのおじいちゃん、なんと家の中からウニとかサザエとかを取っていた。
「あんたたちも採っていいよ!採り方分かる?」
「採ったら食べてもいいよ!美味しいよ!」
いいんだwwありがとうございますww
軽いなww
▼早速家の中からウニを取ってみた
▼もはやキッチンから素手でサザエが取れる笑
じいちゃん、サザエとってニヤニヤしながらバケツに入れてるしwwかわええww
海で釣りすれば、フグとかカサゴとかも採れるらしい。まさに天国。
▼美味しくいただきました(贅沢~)
ということで、この圧倒的にぶっとんだ家とオシャレなライフスタイル超憧れる。
こんなところが日本にあったなんて知らなかった。残っててくれてありがとう。
伊根の舟屋への行き方
伊根町へは色々と行き方あるけど、やっぱりレンタカーを借りていくのがおすすめ。電車とかで行くのはちょっと難しそうね。車は無料駐車場もあるよ!
そして、伊根町では、自転車が無料で借りれる!6台くらいは置いてあったと思う。
▼自転車無料…こういうの嬉しい
てかこのゆるキャラかわいいな。舟屋だね…笑
旅行先として検討する時の注意点
舟屋に行くと決めたらちゃんと舟屋を楽しめるように事前に宿やレストランを予約した方が良い。
伊根の舟屋は、観光地として近年急激に人気を増している。その中でも観光客の定番となっているのがフェリーツアー「伊根湾めぐり遊覧船」。
30分弱のクルーズで大人680円、子ども340円で乗れる。フェリーに乗って伊根湾を回って、SNSで見たあの舟屋の風景を見てみよう!というやつだ。
▼フェリーはこんな感じ
舟屋に行くと、まずとりあえずでこれに乗ることになるよね、確実に。安いし、気軽に乗れるし。
だが、忘れてはいけないのは舟屋は展示物ではなく、あくまで個人の住居だということ。それこそ海側に洗濯物が干してあったりする。その為、プライバシーを守るという理由で、フェリーはあまり舟屋に接近することが出来ないのだ。
▼イメージしてたツアー
▼実際のツアー。(遠い…)
まぁ、そうだよね。「舟屋!日本のヴェネチア!」とか言って観光地化しちゃってるけど、人ん家がほとんどだもんね。
私も逆の立場で舟屋に住んでたとして、天気のいい休日に外で下着干してる時に、目の前をフェリーに乗った観光客にめっちゃ写真撮られたら、、、、超やだ。キレる。
舟屋に行くと決めたら、伊根湾を囲う舟屋宿に泊まったり舟屋型レストランで食事をしたりなど、舟屋の中に入れるように事前に計画していった方が良い。
さいごに
かといって、ノープランで行っておじいちゃんの家で舟屋を大満喫してしまったaoichanに言われてもあまり説得力ないかもだけどww
万が一、私のようにノープランで行っちゃったら、怪しまれない程度に住人にお願いして家見せてもらうとか、、かなぁ。そうでないと「ふーん。面白い地域だねー。」で終わる。
みんなも、迷惑にはならないように、でも踏み込んで、舟屋を開発してみてね。
いじょじょ~