2万人を集客した、清水クルーズ祭りを終えて(③仲間集め)
こんにちは、shokoです。
この記事では、2024年10月14日に静岡市の清水港で大型客船Quantum of the Seas(クァンタム・オブ・ザ・シーズ)の寄港に合わせて実施した「清水クルーズ祭り」についてお話しします。
初開催となった清水クルーズ祭りには、クルーズ船乗客5,000人と静岡市民15,000人の合計2万人もの方にご来場いただき、清水港日の出埠頭の歴史の中で最多の来場者数を記録することができました。
ようやく後片付けや作業なども一段落してきたので、今回は実際にどのようにして運営チームを組成していったのか、その舞台裏をお伝えしたいと思います。
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仲間づくりからスタート!対面での説明会を開催
この短期間で元々描いていた規模のお祭りを成功させるためには、たくさんの仲間の力が必要不可欠でした。
私たちが最初に取り組んだのは、この企画を多くの方に知っていただくための説明会でした。
静岡市コ・クリエーションスペースを会場にして、お昼の時間帯を使って計5回ほど説明会を開催しました。
説明会では、以下のような方々に参加いただきました:
・飲食店の皆さま
・パフォーマーの方々
・ボランティアに興味をお持ちの方々
・学生の皆さん
特に大切にしたのは、一人一人としっかりと向き合って素直に話すこと。
それぞれの方がどのように関われば良いのか、お互いにとってベストな形を見つけていくことに時間を使いました。
そして本当に素晴らしい方々が仲間になってくださりました。
ボランティアスタッフは最終的には100名を超える規模となり、
飲食出店者さんやパフォーマーさんを合わせて総勢150人という大きなチームになりました。
学生との協働
常葉大学やサレジオ中学・高校の学生さんたちが協力してくださったことも大きかったです。
それぞれ学校にお伺いしてお時間をいただき、祭のコンセプトや実現したい世界観についてお話ししました。
先生からも「近年の円安や新型コロナウイルスの影響で、若い世代の国際交流の機会が減少している中、このお祭りは貴重な異文化交流の場となる」という言葉をいただきました。
また学生さんもとても積極的で前向きに参加してくれたことが嬉しかったです。
ボランティアクルーの役割
英語力に関係なく、誰もが「やりたいことにチャレンジできる」場を作ることにこだわりました。
ボランティアクルーの具体的な活動内容は以下のとおりです。
コンシェルジュブース
来場者への案内や情報提供
積極的な声がけによる誘導
日本文化体験ブース
書道、着付け、お茶などの体験サポート
外国人観光客との交流
運営サポート
交通整備
盆踊りステージのサポート
こちらの至らぬ点が多々あり、ご迷惑をおかけしてしまったクルーのみなさんもいて、反省が多かったですが。、
クルーの皆さんの臨機応変で機転が効く対応にとても助けられました。
祭が終わった後に1人のクルーから
「人生観が変わるほどの体験ができました。ありがとうございました。」って言ってもらったのが本当に嬉しかったです。
みんなの熱い想いに気づく
このボランティア募集を通して、特に印象に残ったのは参加者の皆さんの熱い想いです。
「清水をもっと盛り上げたい」
「外国の方との交流をしてみたい」
「新しいことにチャレンジしたい」
など、様々な思いを持った方々が集まってくれました。
そんな皆さんの想いが、このお祭りの大きな原動力になりました。
おわりに
3ヶ月という短い準備期間でしたが、多くの方々の協力のおかげで、素晴らしいメンバーに恵まれて最高のチームを作ることができました。
このお祭りを通じていただいたご縁は、私個人にとってもとても大切な財産となりました。
次回は、お祭りのクリエイティブ関連について、詳しくお話ししていきたいと思います。お楽しみに!
怪しまれた・・・ボランティア説明会
実は最初、「移住者の会社員がボランティアで大規模イベントを???」と、かなり怪しまれました・・・(笑)
一つ一つ対面で説明を重ねて、不安な部分も全部曝け出して(笑)、信頼関係を築いていった結果、最後は怪しい人間ではないということをわかってもらえました。
参加者してくださった方の声
「最初は不安でしたが、とても楽しい経験になりました!」(大学生ボランティア)
「清水の新しい可能性を感じました」(地元企業の方)
「また参加したいです!」(高校生ボランティア)
このような声を聞くと、本当にやってよかったなぁと思います。
みなさん、本当にありがとうございました。