さわやかハンバーグがスーパーで買える? さわやかの歴史から読むマルマツ食品との関係
こんにちは、shokoです。
以前に書いた、さわやかハンバーグが市販されているという噂を検証したという記事、多くの方に読んでいただいて嬉しいです。
この記事を書いて以降も、さわやかのげんこつハンバーグに激似の満点ハンバーグ(冷凍ハンバーグ)を何度か食べたのですが、やっぱりどう考えても味が似てるんですよね。
全く別の会社でここまで似たものが作れるのかな…と。
しかも同じ静岡県内にある会社。
「何かあるはず」と疑う気持ちを捨てきれず、その後もいろんな人に話して情報収集しました。
そして先日、静岡の飲食関係者から偶然にも話が聞けました。
さわやかとマルマツ食品は、やっぱり関係があった。
そしてすべてが繋がりました。
今日は、さわやかの歴史にも触れながら、さわやかとマルマツ食品との関係を明らかにしていきたい。
ちなみに、この記事を書いている著者は、さわやかハンバーグレストランのある静岡県に住んでいます。
リモートワーカーをしており、渋谷・伊豆・横浜をぐるぐるしながら暮らしています。
それではさっそく本題に戻って見ていきましょう。
ハンバーグレストランさわやかは、元々コーヒーを出すカフェだった
さわやかは1977年にコーヒーショップとして菊川市に1号店をオープン。
さわやかは元々ハンバーグ屋ではなくコーヒー屋さんだった。
オープン当時から、主力商品は炭火焼ハンバーグ。
その後、このハンバーグが順調に人気を高めていき、1988年にはコーヒーショップさわやかから、炭焼レストランさわやかに店名を変更するまでになった。
▼さわやかの会社沿革
さわやか主力のハンバーグを卸してたのがマルマツ食品
1977年に菊川市に1号店をオープンしたコーヒーショップさわやか。
主力商品がハンバーグと言えど、最初から自社で工場を持っていたことは想像し難い。そもそもコーヒーショップだしね。笑
となるどこかから仕入れていたことになる…。
その仕入れ先が、例のマルマツ食品だった。
それを裏付ける有力な手がかりとして、マルマツ食品の所在地が、さわやかが一号店をオープンした場所と、同じ菊川市で一致する。
マルマツ食品は牛肉の製造・加工業者。さわやかからの依頼で、げんこつハンバーグを最初に開発したのだ。
さわやかハンバーグが爆発的にヒット。その後自社工場を建てる
その後、さわやかのハンバーグはその手ごろな価格と味で順調に人気を伸ばしていった。
さわやかは1993年に袋井に本部センターを設置し、その後2004年に同場所に自社工場を建てた。(会社沿革より)
この11年間のどこかで、マルマツ食品からのハンバーグ仕入れを切り、自社生産に切り替えたということになる。
1996年ごろに社会問題になった病原性大腸菌0-157による風評被害がきっかけになった可能性も高そう。
▼さわやかの出しているマンガに0-157の記述
では、さわやかのげんこつハンバーグとマルマツ食品が出す満点ハンバーグとは全くの同一商品なのか。
この問いに対しては、「全く同じではない」という理由で、答えは変わらずNoだと思う。
▼さわやかの表記は間違っていない
だが、今回の地元民の情報提供により
確かなこととして、元々マルマツ食品がさわやかのハンバーグを開発したこと。
マルマツ食品は、さわやかハンバーグのオリジナルレシピを持っているということにもなる。
最後に
ずっともやもやしていたことが解消されて本当にすっきりした。
どっちも流行って相乗効果になるといいな。
さわやかハンバーグのオリジナルレシピを元に作られたハンバーグが満点ハンバーグだとすると、マルマツ食品には感謝しかないですね。静岡名物を作ってくれてありがとう。
ちなみに最近のさわやかハンバーグはとにかく人気になりすぎて、ついに待ち時間確認サイトまで登場。各店舗の待ち時間をリアルタイムに確認できる。詳しくは待ち時間予約サイトの確認方法・活用法を参考にしてみてね。
みなさんも是非どっちも食べて見てほしいです。
▼さわやかのげんこつハンバーグ
▼マルマツ食品の満点ハンバーグ
おまけ
本当は冒頭に書きたかったが、書いたら本題に入れなくなりそうだったので最後に持ってきた。
さわやかの昔のメニューが面白すぎる件です。
▼コーヒーショップさわやかだった時のメニュー
(左上)「コーヒーショップはコーヒーを飲むくらい気楽にお食事もできる店です」
そうなのw
(右上)「お食事(酸性)には、ぜひお野菜(アルカリ性)をどうぞ」
可愛いくてほっこりします。