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スポーツチームイベント企画2月備忘録【プロ野球・Jリーグ・Bリーグイベント:バレンタイン・ホワイトデー】

SPORTS

こんにちは、shokoです。

この記事では個人的な備忘録として、
2022年2月にプロ野球・Jリーグ・Bリーグで行われたシーズンイベントについてまとめていきたいと思います。
完全に備忘録ではありますが、それぞれのリーグの強み・違いなどにも少し触れていきますので、読んでいただけたら嬉しいです。

初めましての方へ自己紹介ですが、
私はエンゲート株式会社というスポーツギフティング(≒投げ銭)の会社で働いています。

もくじ

  • 2月の主なシーズン企画は、節分(2/3)とバレンタイン(2/14)
  • JリーグとBリーグではバレンタイン企画を実施。NPBは無し。
  • Bリーグは、リーグ主導で市場活性に注力

それでは早速本題に入ります。

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2月は、豆まき(2/2)とバレンタイン(2/14)

2月は節分(2/3)とバレンタイン(2/14)があります。
各競技のスポーツチームでもこれらのイベントに絡めた企画が見られました。

節分:悪いもの(鬼を追い出す)=敵(相手チームを倒す)

そもそも節分は「皆が健康で幸せに過ごせますように」という意味をこめて、悪いものを追い出す日です。「鬼は外、福はうち」と言いながら豆まきをします。
ずっと昔に、鬼を豆で退治したところから由来しているようで、豆を投げて悪いもの(=鬼)を追い出す行事です。

スポーツ界でも、悪いもの(鬼を追い出す)というのと、敵(相手チームを倒す)というのを重ねてイベントを行うチームがあります。特にこの時期毎年キャンプに入っているプロ野球では、選手やチームによる豆まきイベントが恒例となっています。

今年の豆まきは、コロナもあってか昨年に比べてもさらにこじんまりしていた印象。

残念ながら、ファンと選手が交流する豆まきイベントは見られませんでした。豆まき(ってか豆を投げる)という行事の特性上、安全面でイベントにしづらいというのもありますね。笑
さらに、コロナ禍では余計に難しい。豆を1粒ずつ消毒するわけにもいかないし。

めっちゃ余談ですが、私は小学生の頃に少年野球チームに入ってピッチャーをしていたのもあり、鬼のお面をつけたお父さんに向かって全力で豆を投げていました。痛かったと思う、お父さんごめんなさい。(笑)
今では豆まきより、豆まき終わった後の掃除の方が先に頭に浮かんでしまうようになりました、、。

バレンタイン:推しの選手に気持ちを届ける

一方のバレンタインは、ご存知の通り、「恋人たちの日」で恋人・家族にチョコレートを贈る日です。
スポーツチームでも、好きな選手にチョコレートやお菓子を贈るファンが多くいます。
ただ2020年以降はコロナで選手とファンの交流が制限されているので、難しくなっています。

コロナ前の話になりますが、こちらもこの時期キャンプのプロ野球では、キャンプ地で直接ファンが選手にチョコレートを渡すのが恒例行事になっていました。
DeNAの守護神山崎康晃選手が400個近いチョコレートを貰ったという伝説も。中には大量にもらったチョコが消費しきれないため、施設などにプレゼントしている選手もいるようです。

また最近ではキャンプにきているファン向けの逆チョコも。
今年も福岡ソフトバンクホークスでは、宮崎キャンプ地でファンにチョコレートをプレゼントしていました。

BリーグとJリーグはリーグ主体でバレンタイン企画を実施。プロ野球は無し。

2022年、BリーグとJリーグはそれぞれリーグ主体でのバレンタイン企画を実施しました。

Bリーグは、「バレンタイン モテ男No.1決定戦」投票を募集

Bリーグでは、SNS投票で参加できる「バレンタイン モテ男No.1決定戦」を実施。
リーグで特設サイトを制作し、企画を行っています。

B1・B2にB3を加えた過去最多の51クラブから、モテ男No.1候補の選手がそれぞれエントリー。
選手のプロフィールや私服の写真が見れる特設ページは、Bリーグを知らない人でも興味が持てるコンテンツになっています。

個人的には齋藤選手のこのプロフィール写真。美味しそうなピザを前にニヤつく齋藤選手がいいなと思いました。
あと「この写真、誰が撮ったの〜」って思っちゃいました。笑

※参照元サイト

結果は以下の通り。わずか3日間の企画でしたが多くの投票が集まっています。

Jリーグは「皆さんがチョコをあげたいJリーグ選手」を募集

Jリーグも、SNSで「皆さんがチョコをあげたいJリーグ選手」を募集しました。
こちらはBリーグのように、各クラブからの候補選手選出は無く、サポーターが推しに投票する形で実施しています。
選手を知らないとなかなか投票は難しそうですが、推し選手がいる人にとっては自由に自分の推しを推せるのはいいですね。

投票の結果は、部門別にJリーグの公式サイト内「Jリーグの楽しみ方」にアップされました。

プロ野球(NPB)の企画はなし。球団ごとにそれぞれ実施

プロ野球では残念ながらプロ野球機構としての企画はありませんでした。
球団によっては、バレンタインミーティングと題して女性ファン向けに選手がライブ配信を行っていました。

Bリーグは、リーグ主導で市場活性に注力

あえてリーグ比較っぽく書きましたが、こう見るとBリーグがリーグとしての企画作りにとても力を入れているのが分かります。

なぜこのような差が出ているのか、背景を少し補足します。

Bリーグは、リーグとチームが一体となってバスケを盛り上げようとしているためチームを跨いだ横串の企画が実施しやすい

Bリーグではリーグとチームの「権益の統合」を掲げており、各チームのスポンサー・放映権・データ等を統合することで利益の最大化をはかっています。
実際に、MLB(メジャーリーグベースボール)も1994年ごろまでの市場規模は、NPB(プロ野球)と同じ程度でしたが、そこからリーグがガバナンスを取り、リーグとチームの権益を統合することで、今ではNPBに約5倍以上の差をつけています。

もう少し具体的に、MLBでは、テレビ放映権に関しても以前まで各球団ごとに個別で販売していたものをリーグが一括で権利を得ることで価値を高めたり、コストの面では以前まで各球団ごとに個別で作っていたホームページのフォーマットを統合することでコストカットするなどを行い市場規模を広げてきました。

Bリーグでも上記のような海外の事例に習い、リーグ主導で市場活性の戦略を立てる環境が整っていることからチームを跨いだ横串の企画が実施しやすいのです。

Bリーグは、リーグ開始当初からSNS活用に注力している

Bリーグのターゲットは主に「若者」と「女性」。さらにペルソナは「1人観戦より仲間や家族と観戦したい」「家にいるよりアウトドア派」「情報収集より情報発信・シェアしたい」人が多いそう。
このようなターゲットに向けてスマホファーストでの情報発信に注力してきました。

また、他の競技に比べてリーグの歴史も浅く、メディアでの取り扱いが他の競技と比べて少なかったことから、より多くの潜在顧客にリーチするためにリーグ開始当初からSNS活用に力を入れています。

上記のような理由から、リーグ主導の企画を実施しSNSでファンを増やしていくというサイクルを常に回しているのがBリーグです。

推しにデジタルチョコレートを贈るファンも

話を戻します。(そして、急に自社の話になりますが笑)
エンゲートでは、今年もバレンタインに向けてファンが選手に贈れるデジタルチョコレートを用意しました。

直接会えなくても、デジタルチョコに想いを乗せて、選手に気軽に贈れる仕組みになっています。
デジタルなので、自分が選手にチョコを贈ったことが履歴として残ります。

さいごに

バレンタインとスポーツ、相性良いですね。
豆まきも、豆を投げるというスポーツ的な要素(?)や豆が食べられるというエンタメ的な要素(?)があるので、動画コンテンツなど企画できそうですが、安全面が。。笑

また、3月にはホワイトデーも控えているので調査していきたいと思います。

今回は以上になります。

超余談ですが、
プロ野球の横浜DeNAベイスターズには、「ソト」と言う名前の選手がいます。
豆まきでは「鬼は外(ソト)!」ということから、ソト選手は鬼になってしまいました。笑
外国人選手が日本文化に触れるイベントとして露出することも多いですね。

今回は以上になります。